夫)彼女いない期間が長くなってしまい、友人に婚活パーティに誘われて何度か参加するようになりました。
妻)私は仕事が楽しくて愛犬と暮らす充実した毎日でしたが、変化のない日々に少し不安もあり、なんとなくパーティに出てみることにしました。
夫)彼女はとても話し上手で、僕の話をじっくり聞いてくれましたし、思いやりのある感じが印象的でした。
妻)彼は、誠実な人柄が一目見てわかるような人でした。
夫)仕事一筋だったので、ファッションにも無頓着でした。カウンセラーさんからアドバイスを受けました。それから、かなり緊張するタイプなのでリラックスして話せるように練習しました。
妻)強く結婚を望んでいたわけではないので、活動を応援されていても正直すぐには、ピンときませんでした。
ただ、デートを重ねるうちに私の作るお弁当に感激してくれました。
とても嬉しかったことを、今でもよく思い出します。
夫)何度目かのデートで神戸ハーバーランドに行ったときのことです。
「大好きな犬関係の勉強をするために、東京に行きたい」という話を聞いて、
「この人のそばにずっと一緒にいたい」、という強い気持ちが芽生えている自分に気が付きました。
もうその頃から、どうやって東京行きを阻止しようかと、そればかり考えていました。
妻)私は、彼がとても動物好きであったことが一番の決め手でした。
普段懐かない愛犬が、彼にヨシヨシされているのを見て、
「縁のある人かもしれない」と感じ始めていました。
そんな彼でしたから、犬関係の勉強の相談をしたんだと思います。
でも、そのことが彼の結婚への気持ちに拍車をかけていたとは、気づきませんでした。
夫)食事しているときに、友人から「彼女のこと、どう思っているの?」と聞かれ、思わず皆の前で「結婚する」といってしまいました。
なぜだか、その時「大切な仲間たちの前でプロポーズしたい」という気持ちになってしまったんです。
妻)でも私は、そんな大切な話を「突然こんなところで・・・」と逆に悲しくなってしまったんです。
8歳も年下だし、結婚に対して甘い考えを持っているような気がして、返事もできず泣き出してしまいました。
カウンセラーにすぐに連絡して複雑な気持ちを相談したら、ゆっくり二人で話してみることを勧められ、もう一度彼と会うことにしました。
それから、結婚の意味について、二人のことについて、不安な気持ちをゆっくり話合いました。
夫)僕は、一生懸命真剣な気持ちを彼女に伝えたくて、必死でした。
妻)その後も何度も「結婚しよう」と言ってくれて・・・。カウンセラーさんにも後押ししてもらい、たくさんのアドバイスをもらったことで、ようやく「結婚してみよう」と決心しました。
夫)二人とも仕事をしていますので、できるだけ家事手伝いをするように心がけています。まったく家事をしたことがなかったので、最初は彼女にお米の研ぎ方から教わりました(笑)
疲れていても美味しいご飯を作ってくれる彼女をなんとか助けたいっていう気持ちが一番ですね。
妻)生活面もそうですが、精神的にも安定してきました。
最初は家事負担が2倍になってしまったと思いましたが、
今では、二人でお料理したり、お散歩したり、楽しみが2倍になりました。
妻)自分の理想にピッタリの人はなかなかいないと思います。カウンセラーの方ともよく相談して、自分の考えに客観性を持たせた方がいいですね。私の場合は、今まで「男の人に合わせるほうがいいかな」と思っていました。今では私のことを一番に考えてくれる彼のような人と一緒にいることが、女性として幸せなのかなと思っています。
夫)僕は、消極的な性格だったので、彼女とコミュニケーションをとれるように練習しました。
自分磨きをしたことは、婚活だけでなく、仕事にも生かされていますし、新しいことにチャレンジするきっかけ作りになりました。
みなさんにも自分の感性を信じ、高めることをお勧めします。